はじめに
今回は、C#で型の既定値であるdefault
についての記事です。
default
型の既定値は、default
で取得することができます。
フィールドなどの初期化などで、classやintなどを設定するときにnullや0を入れることがあるかもしれませんが、defaultを入れてあげることで「ああ、ここではデフォルト値をとりあえずいれてるんだな」といった感じでコードの意図が少しわかりやすくなるかもしれません。
ちなみにフィールドなどで「=」で初期化していないものなどはdefault値が勝手に入ってます。
使い方
using static UsingStaticTest.PIKUMIN; ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ void Start() { // 0 int num = default; // False bool flag = default; // null string str = default; // (0.00, 0.00, 0.00) Vector3 v = default; // null DefaultTest myClass = default; Debug.Log(num); Debug.Log(flag); Debug.Log(str); Debug.Log(v); Debug.Log(myClass); } ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ [f:id:ruruUnity:20240422002229p:plain]
型ごとの既定値について
intは0、boolはFalse、classはnull、構造体はフィールドすべてに既定値が入ったものなどとなっています。